仕事から学んだ、絶対にしてはいけない思考

こんにちは。

 

 最近ふと昔勤めていた会社のことを思い出し色々嫌な気持ちになりました。ですが落ち着いて考え直すと、自分の人格を形成する上で重要なポイントになったこともあったなと思うことがありました。今日はそのことについて少しまとめたいと思います。

 

 大学卒業後に入社した会社の思い出です。当時の自分は新人で生意気で、世間知らずで、承認欲求の固まりになっていて…。思い返すだけで恥ずかしくなるような人間でした。そんな態度で務めていたため、とうぜんですが人間関係は最悪でした(笑)。

 

 私が配属された部署は、お世辞にも良い部署とはいえませんでした。仕事の仕方はみんな無茶苦茶。それぞれが俺流でやっていて、なにをしたらいいのか?なにをしてはいけないのか?さっぱりわかりませんでした。会社の規則でダメと書いて有ることでも平気で破っている人がチラホラいました。とうぜん成果物も酷いもので問題が頻発していました。

 

 そんな部署に配属されたものだから、しばらくの間は混乱して葛藤して…。それでも務め続けていくうちに、なんとか自分なりのやり方が見えはじめました。ですが、そこが悪循環の始まりでした。完全に付け上がっていた自分は、「周りは馬鹿」「周りは信頼できない」「俺の考えが全て正しい」という考えに染まっていました。そして全て正しい俺のやり方で染め直してやるとも思っていました。

 

 恐らく今考えても、技術的には私の考えは正しいものだと思います。しかし相手が人間であることが完全に抜けていました。どんなに酷い仕事をする人であっても、その人は自分の奴隷ではなく他人であるということです。どんな人であっても、民主主義であるならば、必ず尊重しなければならないと言うことです。

 

  • 他人を思い通りすることなんてできない。
  • できない理想を追い求めることは自分の不幸のはじまり。

このことを是非忘れないでいて下さい。